仮想通貨ではアービトラージの機会がいっぱい!

こんにちは、エッジです。

仮想通貨投資を始めて、驚いたことの一つにアービトラージがあります。株式であれば、基本的には一物一価の原則であり、価格差が生じることはありませんし、東証と大証で価格差が発生すればすぐに修正されてしまいます。

それなのに、仮想通貨と言ったら、そこらじゅうに価格差が発生しています。それも、かなり大きな価格差が・・・。なので、保有している仮想通貨を活用して、アービトラージをやっています。

アービトラージとは?

アービトラージ、略してアビトラとか言ったりします。日本語では裁定取引、あるいは鞘取りと言った方が馴染みがあるでしょうか。

アービトラージ取引は日興SMBC証券の定義を引用します。

裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。

一例をあげると、ビットコインの価格がZaifでは高く、コインチェックでは安い時に、コインチェックでビットコインを買い、Zaifではビットコインを売る(空売りでも、保有している現物でもOK)といった取引をすれば利益を出せます。

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仮想通貨の世界はアービトラージの機会がいっぱい

株式と比べて、仮想通貨にはアービトラージの機会がたくさんあります。

株式では証券会社ごとに東京電力の株価が異なるということはありません。全ての証券会社は東京証券取引所(あるいは他の取引所)につながっているからです。

これが仮想通貨はそうではありません。取引所ごとに異なるマーケットになっており、取引所ごとに仮想通貨の価格が異なっています。それぞれの取引所の参加者の思惑で価格が動くので、暴落や急騰時には大きな価格差が生じることも珍しくありません

美味しい手法は表には出てこない

アービトラージの例はあまり表には出てきません。というのも、価格差(歪み)に対して、売買すると、その価格差はどんどん縮まってしまい、自分の収益の機会を奪うからです。いわゆる利益相反の関係です。

自分のポジションを決済してからでなければ、価格差が縮まってしまいます。利益を最大化するためには、黙々とアービトラージをする方が良いということになります。

以前、BTC→DOGE→PAC→BTCと三角トレードすると30%くらいのリターンを叩き出すトレードがありました。私が知った時点では既に取引が殺到していて、最後のPAC→BTCが約定するのに1週間くらいかかったことがあります。

もし1日遅れたり、他の人が大量のトレードをしたら、私の注文が約定するのはさらに1週間、下手をすると1ヵ月くらいかかっていたかもしれません。こんな美味しいが危険なトレードは他人には教えられません。

アービトラージのツール

アービトラージの取引を自動化するツールも登場していますし、日本の取引所に特化したツールの開発も進んでいます。取引所のAPIを使って、自作のツールを作られている方もいます。まだ、自動化ツールは使ったことが無いので、具体的なものを紹介するのは止めておきます。

ツイッターでアービトラージの機会を通知するサービスを提供してくれるものもあります。ツイートの数が多すぎて、ついていけません。通貨・乖離割合などを設定できると良いですが、細かいカスタマイズはもちろんできず。


あと、価格をチェックするWebサイトはCoin Choiceをおすすめします。

価格を調べるツールは他にありますが、Coin Choiceが秀逸なのは、売りと買いの価格を両方取得している点です。スプレッドまで考慮して、有意なアービトラージを弾き出しているところが素晴らしい!

まとめ

仮想通貨のアービトラージの機会はたくさんあります。

大きなリターンを得られる美味しい手法は一般的には公開されることはありません。しかし、取引所間の仮想通貨の価格をチェックして、反対売買をするだけでも大きなリターンが期待できます。

まずはCoin Choiceのサイトを使用して、価格差(歪み)が大きくなったら、売買をするところから始めるのが良いでしょう。

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