bitFlyer(ビットフライヤー)でSFD導入へ

今朝、bitFlyer(ビットフライヤー)にて、ビットコインの現物とFXの価格乖離縮小対策として、SFDが導入されました。まだ公式アナウンスはないものの、Lightning-FXにログインすると、サービス約款の承認依頼が表示されます。

【追記】2/8 11時過ぎに公式アナウンスがありました。


bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

SFDとは?

SFDとは、Swap For Differenceの略称となります。その内容は以下の通り。

Lightning FX 取引価格と Lightning 現物(BTC/JPY)取引価格が 10% 以上乖離している場合、約定ごとに以下の Lightning FX SFD が発生します。 SFD は約定ごとに発生し、ポジションの決済時に清算されます。

発生するスワップの量は?

価格乖離 SFD 比率
① 10% 以上 15% 未満 約定金額の 0.5%
② 15% 以上 20% 未満 約定金額の 1.0%
③ 20% 以上 約定金額の 3.0%

10%以上の乖離に対して、一定のスワップが発生し、売り手と買い手間でスワップの支払いと受け取りが発生することとなります。

【Lightning FX 取引価格が Lightning 現物(BTC/JPY)取引価格より高い場合】

価格乖離の程度によって約定金額(日本円)に応じた SFD が発生する。

買い手: SFD 支払
売り手: SFD 受取

【Lightning FX 取引価格が Lightning 現物(BTC/JPY)取引価格より安い場合】

価格乖離の程度によって約定金額(日本円)に応じた SFD が発生する。(価格乖離がマイナスになるため、符号を反転させた SFD 比率が適用されます。)

買い手: SFD 受取
売り手: SFD 支払

SFD導入の背景

bitFlyerのビットコインFXは現物価格と連動する仕組が実質的に無いという状況でした。現引きができるものの、FX価格の20%もの手数料が発生するため、機能していなかったと言えます。一時期、25%もの価格乖離が発生したため、bitFlyerはSFDの導入を決めることとなりました。

ビットコイン価格への影響は?

bitFlyerがSFDに関する情報を発信するたびに、大幅な下落を引き起こしてきましたが、既にFXと現物の価格差はほとんど無いため、今回は影響は軽微と言えます。

本日6時時点で90万円、現時点で83万円なので、7万円ほど下落していますが、SFDの影響とは考えにくいと思います。

bitFlyer ビットコインを始めるなら安心・安全な取引所で

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする