取引所と販売所の違いは?

基本的なことなのですが、仮想通貨の取引所と販売所は違うものです。しかし、初心者がたくさん仮想通貨の売買をするようになって、取引所と販売所の違いを知ら無い人が増えてきたように思います。今一度、整理しておきます。

取引所とは?

取引所とは、「板」を使って仮想通貨を売りたい人と買いたい人をマッチングさせて、売買を成立させるようになっています。株式投資をされている方なら、馴染みのあるのではないでしょうか。

ある時間のビットフライヤーにおけるビットコインの板情報を掲載しています。

Askと呼ばれるオレンジ色のところが「売り」の情報です。Bidと呼ばれる黄色のところが「買い」の情報です。そして、1,114,990円のところで約定しており、スプレッド(売りと買いの乖離)は0.04%です。

販売所とは?

販売所は、ビットフライヤーなどの販売元から仮想通貨の売買を行うものです。取引所では「板」を使って、価格が決まっていましたが、販売所では販売元が価格を提示しています。

先ほどのビットフライヤーの板情報をコピーした同じ時間帯で、販売所のビットコイン価格を調べてみました。

取引所ではスプレッド(売りと買いの乖離)が0.04%でしたが、販売所では2.4%にもなっています。なんと60倍もの差があります。どういうことかと言いますと、60倍もの手数料が違うということです。販売所はべらぼうに手数料が高いということです。

取引所と販売所はどちらを使えば良いか?

答えは一択で取引所です。圧倒的にコストが違いすぎるので、取引所以外では仮想通貨の売買をやる必要は基本的にはありません。

しかし、販売所でしか扱っていない仮想通貨もあるので、その場合のみ、泣く泣く販売所で購入することにしましょう。とは言え、Binanceなどの海外の取引所を持っていれば、わざわざ販売所を使うことは無いのです。

ZaifビットフライヤーBinanceは最低限必要な取引所になります。

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