コインチェックの580憶円分のNEM流出事件を受けて、仮想通貨の保管先に悩む人が増えています。以前、ツイッター上で行われたアンケートによると、過半数以上の人が取引所に全額を預けているそうです。
#仮想通貨 の資産をどこで管理していますか?
— $lqfc (@liquidfunc) 2018年1月19日
ちなみに、私も「ぜんぶ取引所においている」に投票しました。これでは、いつ盗まれてもおかしくないということが、ようやく理解できました。
なので、現在はハードウェアウォレットとオンラインウォレットを併用しています。売買する時だけ取引所へ送金することにしています。手数料はバカになりませんが、盗難にあうよりはずっとマシです。コインチェックの流出事件では補償はされるものの、約80%しか戻ってきてませんしね。
一番、セキュリティの高いのはハードウェアウォレットと言われています。ハードウェアウォレットとは秘密鍵を保管しておくデバイスのことです。様々なサイトで、仮想通貨を保管しておくデバイスと紹介されていたりしますが、仮想通貨ではなく、秘密鍵を保管するものです。送金などをする時には秘密鍵が必要であり、これが盗まれなければ盗まれることはありません。コインチェックは秘密鍵が盗まれてしまったため、大惨事となりました。
仮想通貨を保有する人にとって、ハードウェアウォレットは必須のアイテムとなっています。ハードウェアウォレットはTREZOR WalletとLedger Nano Sが有名です。私はいくつかのサイトを参考にして、TREZORを購入しました。
TREZOR Walletを紹介しておきます。
■保管できる仮想通貨(の秘密鍵)
- Bitcoin(BTC)
- Bitcoin Cash(BCH)
- Bitcoin Gold(BTG)
- Dash(DASH)
- Litecoin(LTC)
- Zcash(ZEC)
- Ethereum(ETH)
- Ethereum Classic(ETC)
メジャーな仮想通貨はカバーしているものの、NEMやRippleは対応していないので、今後の対応を期待したいところですね。
■価格や購入先は?
メルカリやヤフオクでも購入できますが、絶対に中古品を購入してはいけません。ウィルスを仕込まれたりして、秘密鍵を盗まれた人は後を絶ちません。必ず公式サイトから購入してください。
また、Amazonでも購入できますが、本物では無い可能性もあり、これもおすすめはできません。外箱のホログラムを確認する、PINが未設定であることを確認するなどの本物かどうかを見分ける方法を紹介しているサイトもありますが、それで本当に本物とは言えないです。
大切なお金を預けるものなので、とにかく慎重に、性悪性に立つ必要があります。
TREZORの公式サイトから購入すると、89ユーロ≒12000円+送料で購入できます。